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栄寿会京都支部 2012春の企画行事実施報告書

栄寿会春の企画行事として、ツタンカーメン展と天保山登山を企画しました。

開催日:2012年3月26日 
場所:大阪港天保山にて


  バス旅行でなく、目的地が大阪湾と少し遠方である事から参加者が集まるか心配しました。
参加者が34名と沢山の参加表明をしていただきました。
前日と当日の朝を含めて2名のキャンセルと、企画開催日を忘れていた方1名を含めて3名のキャンセルでした。
11時に地下鉄大阪港駅改札口に集合。
早速天保山登山へ向けて徒歩で向かう途中、カフエレストラン馬酔木(あしび)に立ち寄り「天保山登頂証明書」を貰いました。
天保山商店会が発行している証明書で、団体には1枚の発行に限定しているとのこと。
何とか一人一人に一枚の発行をと事前に交渉し、人数分手渡しで頂く事ができました。
登頂前に登頂証明書を頂くのは順序が逆でしたが、登頂後にお店に戻るのも時間のロスになるため、天保山に向かう途中で頂きました。

天保山に到着し、全員で二等三角点を確認し、登頂記念写真を撮影しました。
この山は日本で一番低い山で(標高4.53メーター)で有名。
この場所で、支部長の挨拶と幹事から天保山についての概略説明。
天保山で小休憩後 昼食場所の「がんこ」に向かう。

昼食を予約していた「がんこ天保山店」で、「がんこ膳・茶碗蒸しつき」を頂く。
このお店で、会費の徴収と交換にツタンカーメン展チケットをお渡しする。
ツタンカーメンの鑑賞は団体では難しいので、この場で解散として、食事が済んだ人からツタンカーメン展会場に向かう。

ツタンカーメン展は、お昼の食事中で、待ち時間120分とのこと。
120分待ちと聞き、チケットの有効期間中に再度訪れることを確認にて帰る人も出たようです。
殆どの人は、ツタンカーメン展会場に行く。 なんと150分待ちとのこと。
お天気の具合が怪しくなり、冷たい風とともに、時雨模様の中行列に並ぶ。
行列は徐々に前進していたので、それほど苦にならなかったです。
会場に入れたのが、行列に並んでから丁度120分でした。

ツタンカーメン展は47年ぶりの日本開催で、今後日本では見られないと思います。
想像以上に展示物が多く、黄金の秘宝そのものでした。

一番の見所は、「チュウヤの人型棺」で、木製金張りでイウヤとチュウヤの墓から発見された棺。
二重のいれ子式人型棺の中に、ツタンカーメンの曾祖母チュウヤのミイラが入っていたとのこと。
この棺の蓋には笑みを浮かべたチュウヤの姿が現されていた。棺の全面にミイラを守護する神々の像や呪文が刻まれていました。
この棺の表面の神々や呪文が精巧に刻まれている事に驚きました。

もう一つの見所は、ツタンカーメンの黄金のカノポス(内臓が保管されていた器)
ツタンカーメンの内臓を入れていた4つの棺形カノポスの容器の一つ。
ガラスや貴石の象嵌細工が施された黄金製のこの小棺は出土品の中でも最も素晴らしい品の一つとのことでした。

それ以外にも、多くの象嵌細工や黄金、ガラス製の胸飾りや沢山展示されていました。
何れも3300年前にこのような精巧な装飾物が存在していた事に驚愕。
古代エジプトでは、金は神々の肉体であり、永遠に朽ちることの無い神聖で、光輝く太陽の象徴とのこと。
金は彫像や宝飾品だけでなく、神殿などの建物の装飾に使われていたようです。

寒い中、長い待ち時間でしたが、ツタンカーメン展は見ごたえのある内容だったと思います。

                           


      (写真説明)
01・・天保山頂上にて支部長挨拶
02・・同上 当日参加の皆さん
03・・天保山頂上標識と二等三角点
04・・天保山マーケットプレース「がんこ」にて昼食
05・・ツタンカーメン展会場出口付近に掲示されていた大型ポスター
          





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