“私のゴルフ雑記”その1/湯本茂登久


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【TPC Sawgrass 17th Holeと ニッカボッカ姿】

私とゴルフ
 約50年前「大箱根CC」の一番ホールで見事ドライバーショットをチョロしでボールは 右側の植え込の中でアンプレーアブル。一番ホールの後ろにはバルコニーがあり、大勢のプレーヤーが見ている中、初めてのコースでのプレーで赤面の至りで、もう止めよう思った。スコアは150以上だと記憶している。それから50年、日米通算で4,200ラウンドプレーし、今でも週3回ホームコースの比良GCでプレーしている。1964年村田製作所に転職し、1966年ニーヨークに出向し、本格的にゴルフにはまりこんだ。不器用で、趣味がなかったのに何がゴルフに熱中させたのでしょう。アマチュアのゴルフは瞬発的身体能力を必要とせず、ハンデイキャップ制度があるのが小柄な私を虜にしたのかもしれない。また愛すべきパートーナーが常に付き合ってくれたことが今まで続けられたものと大いに感謝している。御陰さまで数十回いろいろなコンペで優勝することが出来た。
 私はゴルフのときはニッカポッカを愛用しているが、これらは全て家内製だ。 在米中にペイン・スチワード(残念ながら42歳で自家用機事故で死亡)がニッカで活躍しており、このスタイルに魅せられ、家内に作らせて着たのが始まりである、球聖ボビー・ジョーンズやスコットランドのゴルファーに着用されてており、長い間ゴルフのオーソドックスの服装のようでした。
 ホール・イン・ワンは日米各一回で2回達成している。アマチュアのホール・イン・ワンは約10,000R(40,000回)に一回とのことで(プロはこの10分一)、ラッキーの方だがもう一回してみたいと願っている。 私のゴルフについては今まで、業界会報、関係した団体、地域の広報、栄寿会だより、比良ゴルフ会報等に投稿、掲載されており、多くの箇所が重複しているがご容赦願いたい。

何故ゴルフがそんなに面白いのか?
 広々とした緑の大地で英気を養うことは心身のストレスを拭い去って明日の闘志を掻き立てるために絶対必要なのだという人もいるが、それ以外に、いろいろと面白い理由が沢山ある。オバマ大統領、安倍首相はこの夏の休暇をゴルフ三昧で過ごしたとか。ゴルフをした者でないと理解できないでしょうが、シングルプレーヤーも下手なゴルフファーもそれなりに楽しめるゲームである。英国のゴルフ評論家、ヘンリー・ロングハースト氏は「ゴルフの唯一の欠点は、面白すぎることだ」、また元英国首相、アーサー・バルフォア氏は「人間の機知が発明した遊戯で、ゴルフほど健康な保養と爽快な興奮と尽きるこのない楽しさ源泉を与えるものはない」と言っているように、とにかく面白いゲームである。更に健康面や認知症防止にゴルフに勝るものはないのではないか?
「ゴルフほどプレーヤーの性格が現れるものはないと言われ、それが最善と最悪の形で現れる」と英国のゴルフ評論家。バーナード・ダーウイン氏(進化論のダーウインの孫)が書いている。ゴルフはあくまで自己責任のゲームで誰をも責めることが出来ない。練習すればそれなりの効果も出るが、思いのままにならない面白いゲームである。何千、何万回ラウンドしても、ドライバーを除いて同じ地点から打つことは殆ど無い。

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